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PMTC

<富沢歯科医院のPMTC -Professional Mechanical Tooth Cleaning- について>
毎日しっかり歯磨きをしているつもりでも、歯ブラシの届きにくい歯と歯の隙間や、歯と歯ぐきの境目には、歯垢(プラーク)が溜まりやすい場所ができてしまいます。
プラークの中のバイ菌が繁殖すると、やがて歯ブラシでは簡単に落とすことのできないバイ菌の集合体(バイオフィルム)となり、放っておくと虫歯や歯周病・口臭・全身のさまざまな病気の原因となります。

富沢歯科医院では、最新の機械を使い、徹底したバイオフィルム除去を行っています。歯のエナメル質・セメント質を傷つけないように細心の注意を心がけていますので、どうぞ安心して本物のPMTCを体験なさってください。

▼1 お口の状態をチェック

 過去のレントゲン画像、口腔内写真をもとに変化がないかチェック。
 歯周ポケット検査。

▼2 染め出し

 ピンク色の染め出し液でプラークの付着状況をチェック。
 バイオフィルムを鏡で確認し、歯ブラシで落としてみましょう。

▼3 バイオフィルムの除去

<スイスEMS社のエアーフローとPERIOパウダー>
 PERIOパウダーは、食品添加物のグリシンというアミノ酸でできています。食品と同じですので飲み込んでもしまっても問題ありません。
この研磨剤の入っていないナノ粒子のパウダーを、歯面に吹き付けることで、セラミックの歯や金属の歯のステイン除去にも安心して使用できます。

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▼4 歯石の除去 歯周ポケット内部のバイオフィルム除去

<フランスSATELEC社のスプラソンP-MAXとB.D.Rチップ>
 メンテナンスに通っている患者様の歯には、歯石がほとんどついていませんので、機械のパワーを最小にし、歯の表面を傷つけないように注意しています。
使用するB.D.Rチップは、バイオフィルムを破壊することを目的に作られていますので、チップの先端に歯の面を傷つける恐れのある刃がついていません。非常に細く作られていますので、深い歯周ポケットにも苦痛を与えることなく使用できます。
テクニックのある当医院の歯科衛生士は、このP-MAXを使いながらカリエス(ムシ歯)・歯根の問題・歯周病の進行を早期に発見しています。

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▼5 初期カリエスチェック

<ドイツKAVO社のダイアグノデントペン>
 カリエスを科学的に測定する光学式う蝕検出装置。
歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目にレーザー光を当て、カリエスの大きさを数値化することができます。
レントゲンで確認できない妊婦さんにはベストな検査です。

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▼6 オキシドールを塗布し、しっかりフロッシング

 歯と歯の間のバイオフィルムをオキシドールの泡で発砲させて除去。

▼7 オーラルケア社のリナメルトリートメントペースト

従来のPMTCでは、研磨剤入りペーストで歯のミクロのでこぼこ面を削り落として歯面をツルツルにしていました。
当医院では、PMTCの中で研磨剤を使用することはありません。
 リナメルトリートメントペーストには、ナノ粒子のハイドロキシアパタイトが配合されています。リン酸カルシウムの一種であるハイドロキシアパタイトは、水とコラーゲンに次いで生体の最も重要な構成成分のひとつです。歯のエナメル質の97%はハイドロキシアパタイトから構成されています。
エナメル質に浸透しやすいナノ粒子のハイドロキシアパタイトを歯の面にすり込むことで、歯をよりツルツルにし、プラークの付着を抑えます。

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▼8 フルオールゼリーによるフッ素塗布

 歯の結晶の構成(歯質)を強くし、カリエスを予防できます。
 4分間塗布した後は、30分だけ飲食を我慢してください。

バイオフィルムの成熟サイクルは、3ヶ月と言われています。
3〜4ヶ月に一度PMTCを行なうことで、非常に効果的にムシ歯や歯周病を予防することができます。セルフケアとプロフェッショナルケアの両輪でこれからも予防していきましょう。

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富沢歯科医院では、厚生労働省の推進する8020運動ではなく、80歳で28本中25本の歯を持つ、「8025運動」を目指します!
そのため、2年ごとにレントゲン、毎年口腔内写真を撮らせてください。
歯のトラブルとは無縁の人生を提供できるよう、お手伝いさせてください。

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